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自閉症(オーティズム)発達しょうがいの子どもの支援と理解

NPO法人@autism

自閉症の子どもを理解するために

自閉症は、高機能広汎性発達しょうがい、アスペルガー症候群を含みます。高機能とは、知能に遅れがないことを意味します。自閉症は、先天的な脳の機能的な障害が原因で起こります。その機能とは、思考や言語、情報処理、感情や記憶、運動能力などをコントロールするところの器官であると言われています。


特にこの高機能広汎性発達しょうがいの子ども達は、知能や言葉の発達に大きな遅れがないことが多く、周りの人たちに子どものしょうがいと呼ばれる「難しさ」が理解されないことがあり「親のしつけが悪い」と誤解されることがあります。


特に、彼らが毎日通うことになる幼稚園、保育所、小学校など、また、専門的機関で彼らを支援している場所での指導者の関わり方は彼らの発達の成長に大きな影響を及ぼします。そのため、自閉症の特性理解がとても大切になってきます。アメリカでも、自閉症の支援、教育、メソッドなど、年々新しいものが出てきていて、現在の関わり方が正しいものであるか、いつも見直しがされています。指導者たちは、現在増えつつある発達しょうがいの子ども達の正しい関わり方を常に勉強していくことが必要になってくるでしょう。


発達障害の特徴

とくに、思考と情報処理のあり方が違います。我々は日々たくさんの情報を目や耳などを通して処理していきます。ところが、彼らは入ってくる情報の細部がみえても、そこから、その情報を全体の中にあてはめたり、大きな流れの中で理解していくことが難しかったりします。このようなことは、先の見通しをたてることの難しさにつながります。その場合は、状況一つ一つに沿って、具体的に教えてあげることで彼らの処理能力を助けることができます。


この入ってくる情報をまとめて「これが、こうだから、こうしよう」という結果を出していくことも難しいです。論理的、抽象的なアプローチではなく、また想像力を使うことを求めるのではなく、具体的な目に見える情報や、耳で聞こえる情報など、一人一人に合った手段で、今、何をする時なのかを適切に伝えていくと、彼らの得意なことが見え始めます。全体観を見ない分、細部にあたってのこだわりが強くなることがあります。「これは、こうでなくてはいけない」「これは、ここにあるものだ」のようなこだわりが、周りには、理解できないこともあったりするが、柔軟性を持って対応すると、それが驚くようなアイディアであったり、面白い発想だな、気づかされ、その独特さに周りが引き込まれることも多々あります。


このような彼らの個性を周りが理解せず、否定的に、無理に一般的な方法にあてはめて指導しようとすると、彼らはそれが理解できずに、不適切な行動をしてしまったり、頭が混乱してパニックに近い状態になってしまうことがあります。


遊びの中でも、興味や関心の対象が他の子どもとずいぶん違ったり、教室の中のルールも「00だから00なのよ」が簡単に、理解できないことがあります。そのため、全く皆と違う行動をとることもあります。このような時は、視覚など、彼らの強み(理解できる方法)を使って一つ一丁寧に教えてあげると、理解できるようになります。

予測のできない行動に弱い、ことは良く知られていますが、先の情報処理の難しさが原因です。次にすることが分からない、先生の突然の変更があると、大変不安になったりします。繊細な子どもたちが多いのも特徴の一つです。

Message

我々にできることは、理解です。


『少し自分と違う』


『違うのは個性』と、優しい顔で見守っていけば、そこに光が入ります。


『見守ってあげる』そうすると自閉症〈オーティズム〉の子どもたち、 オーティズムの大人も少しずつ社会の様子を感じて適応していきます。 彼らは愛情に敏感です。愛情がないところでは、彼らは適応していくことが難しいです。


目に見えない人のがんばり、喜び、かなしさ、しんどさ、理解してあげたいです。


「しょうがい」ってなんなのかな?[個性] かも。


『個性』はアメリカでも、とても大事です。

『人と違うこと』の方が同じより大事だといいます。


日本人にも、これからはきっと、個性的、自分の輝きが大切になってくるでしょう。オーティズムの人たちがそれを教えてくれているのかもしれません。彼らが自分を見失わないように、彼らの特性を理解し、彼らの輝き、良さを、大いに勉強させてもらいましょう。


オーティズムの子どもたちは、彼らの特性が尊重されて育っていくと、世の中に平和をもたらします。人の悪口も言いません、嫉妬もしません、素直に自分に正直に生きています。こちらが泣いていると、だまって手を触ってきたり、涙をぬぐってくれたり、傍に座っていてくれたりするオーティズムの子どももいます。弱者となって、我々に優しい気持ち、心をもたらせてくれること、またありのままで生きる強さを教えてくれます。


自閉症の子どもは、平和主義です。


『理解』してあげましょう、社会が変わります。


特に教育者は、彼らをより理解するために、努力を惜しまないでください。とても奥が深い子ども達です。理解してくると、彼らのそばにいるのが楽しくてしかたなくなります。彼らは理解している人を知っています。


この『ブルーライトアップ』自閉症啓発デーをきっかけに、より多くの人がオーティズムの子ども達を理解することを心から願っています。